ずいぶんハイテクな時代となりました。

こんな時代に、古くて使い込んだ携帯電話などは、

残念ながら価値がないことでしょう。

では、古いほど良くて、使うほど良いものって一体何でしょうか?

そして、それを知ればどうしてお得なのでしょう。

 

あなたは鉄のフライパンって使ったことがありますか?


鉄のフライパン、

近年のご家庭では見る機会が激減したように思います。

なぜ、激減したのか?

 

それは、フッ素コーティングされたフライパンが

登場したためだと言われています。

フッ素コーティングされたフライパンは、

購入した日から快適に使用できる上に、ひっつかない。

まさに優れものであります。

 

一方、鉄のフライパンはそうもいきません。

焼き込みをして、油をなじませて、クズ野菜を焼いて…

こういった作業が必要です。

結構時間が掛かりますから、買ってきてすぐに使用することは、

到底できません。

 

 

じゃあ、鉄のフライパンってやっぱり意味ないじゃん!


ということになりますが、

「鉄のフライパンを育てる」と聞かれたことはないでしょうか。

これは、何度も調理をしていくうちに油が馴染み、

使えば使うほどに、使いやすくなっていくのです。

まさに「人」と同じなのです。

ですから、よく育った鉄のフライパンを持っている人は、

新しいフライパンを欲しがることはありません。

 

一方、超便利なフッ素コーティングされたフライパンは、

使用頻度にもよりますが、

1年もしくは2年で買い替えないといけないでしょう。

その都度、出費が必要となるわけです。

 

 

フライパンの他にこういったものはありますか?


漆器・良質のデニムなども同じです。

使い込むほどに味わいが深くなっていきます。

通常なら「劣化」と言われるところが、

質の良いものであれば、「味わい」と言われるのです。

 

田舎の方にある古い木造の校舎を見てあなたはどう感じるでしょう?

「古臭いボロボロの建物だなぁ」と感じるより、

むしろ、「風情のある建物だなぁ」と感じるのではないでしょうか。

 

では、近年建てられたマンションが、100年後に

「風情のある建物だなぁ」と感じられる「味わい」を出してくるでしょうか。

実際は「劣化」しかないために、こまめに修繕が行われるのでしょう。

一方、古民家や古い校舎はどうでしょうか。

 

質の良い「本物」に触れて生きるということは、

自然の「味わい」を楽しむことではないでしょうか。

「味わい」を出すものについては、

丁寧に使っていけばフライパンのように成長していくのです。

あなたはフッ素コーティングされたフライパンが好きですか?

それとも鉄のフライパンが好きですか?

 

今夜も息子は小遣いで買ったフライパンに油を馴染ませています。

 

まとめ

自然に近い良質のものは、古くなれば「味わい」を出す。

加工度が高くなればなるほど、古くなれば「劣化」が見られる。

「劣化」してしまうと買い換える必要が出てくる。