都会のマンションに森を作る〜日本人は森と生きてきた〜

都会のマンション1室に森を作る
北村美千代

数々の店舗、住まい、文化財の新築・修繕のプランを行う。自由度が低く、制限があればあるほど建物のプランを考えるのが楽しくなってくるという習性がある。プランを考えている時間が至福の時間。

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最寄り駅から徒歩3分もかからないとても便利なところに立つマンション。

そんなマンションにお住いのご夫婦が、全面リフォームをすることにされました。

リフォームをするなら京都市周辺には、

たくさんの施工会社がありますが、

最初から「空気がうまい家®︎」にすると言われたのです。

 

これまで、機能重視で生活されてきたご夫婦が、

なぜ、「空気がうまい家®︎」にしたいと思われたのでしょう。

 

空気がうまい家®︎を知ってしまったら他はちょっとね…

今回、このマンションの中に空気がうまい家を作る

今回、このマンションの中に空気がうまい家を作る

私の娘が空気がうまい家®︎に住んでいますから、

どんな雰囲気かは、良く知っています。

 

このマンションは、管理組合がしっかりしていますから、

適宜外壁塗装も行われてきました。

ですから、外観は綺麗なんですが、ここに住んで30年近くなりますから、

そろそろリフォームしたいなぁって思ったんです。

そんな話を何気に娘にしたら、

「そりゃ、空気がうまい家®︎にしないと!」

って言われました。

 

私たちもそれなりの年齢ですから、

リフォームする材質までこだわる必要もないかなぁ…と思ったんですが、

娘の家は確かに居心地がいいし、

他のモデルルームとか見ても、いいなぁって心から思えなかったんです。

変な話、「娘の家の方が断然いいじゃないか!」て思うくらいです。

それに、何年も空気がうまい家®︎で暮らしている娘が今になっても

「空気がうまい家は絶対にいい!」って言いますから。

 

一般によくあるのは、

リフォームが終わった直後は「綺麗になって良かった!」と大満足しても、

数年経つと、なんだか飽きてしまうような感覚があると思います。

それなのに、娘からは、その感じが一切しないんです。

実際に、空気がうまい家®︎に入ると、飽きない感覚っていうのも良く分かります。

こんな話をしてくださいました。

 

木の文化をいいなぁって思える民族って世界でも少ないです。

改めて、

なんで「空気がうまい家®︎」は飽きないのか?っていうのを考えてみると、

日本人の魂とかDNAなんかと関係がある気がします。

 

中国などの建物を見ればわかりますが、中国や西洋は「石の文化」

大陸があまりにも大きくて、地盤がしっかりとしているから、

石は豊富にあります。

ところが、木は日本ほどびっしりと生えていません。

こうして見ると日本は木の国とも言えそう(Google-Earthより)

こうして見ると日本は木の国とも言えそう(Google-Earthより)

一方、

日本は、大陸と比べて地盤が弱いというか、大きな岩がありません。

だから、木が生えやすいのだと思います。

立派な石を使って、建物を作りたいけれどもそもそも石があまりない。

その結果、日本は木を使ってなんとか暮らしを作っていこうとしたのだと思います。

 

何かの本で読みましたが、

「石の文化」か「木の文化」で、好みが変わってくるようです。

日本人は木目好きで、西洋人は木目をあまり好まない傾向があるそうです。

スウェーデン発祥のIKEAの家具なんかを見ると、確かにそうだなぁって思います。

IKEAのオンラインショップより

IKEAのオンラインショップより

そんな事を考えてみると、

空気がうまい家®︎がいいなぁって思えるのは、

日本人の魂と言えば大げさかもしれませんが、

そんなものが大勢の人にちゃんと受け継がれているような気がします。

 

果たしてマンションでも空気がうまい家®︎に施工できるのか?

空気がうまい家

空気がうまい家

マンションでも、空気がうまい家®︎にできますか?

という質問をいただくこともあります。

 

もちろん、マンション1室をまるごと「空気がうまい家®︎」にすることは可能です。

マンションの場合は、部屋と部屋の間の壁面で建物の強度を保っていますから、

基本的には、室内の間取りも、概ね自由になります。

(もちろん、物件により多少の制限が出る場合もあります)

ただ、

キッチンなどの水周りに限っては、大きく場所を変更することはオススメできません。

(その理由は? 現在、記事を作成しています)

 

あとは、床の問題。

多くのマンションの管理組合は、防音の苦情を減らすために、

リフォームをするなら遮音のためのクッションが付いたフリーリング材を

使用することがリフォームの条件に加わります。

 

でも、空気がうまい家®︎で使用する床材には、クッション材がついていません。

ここをどうやって乗り越えるのか?

それは、施工現場の様子を紹介しながら解説していきたいと思います。

北村美千代

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