お子さんが、酷いアトピーを発症。
原因は何か?必死になって追求された結果、住まい(建材)が原因ということが分かり、中古の一戸建てを購入され、フルリノベーションを行いました。
住まい(建材)がアトピーの原因?と思われた方はこちらの記事をご覧ください。
フルリノベーションをするにあたり
- とにかく子どものアトピーが改善されること。
- 家の中でも思い切り遊べる広い空間が欲しい。
- お風呂は足を伸ばして入れる方がいい。
- 家族のコミュニケーションを大切にしたいからリビングに階段を。
- 衣類は、家族全員分がまとめて収納できるようにしたい。
築20年以上の物件だったために、部屋数は多く、全体に暗い雰囲気の室内だったのですが、部屋数は少なくして開放的になるようにプランしました。
図面の番号は、下の写真のカメラを向けた場所を表しています。
図面と対応させながら、事例をお楽しみください。
1階
①ダイニング・リビング
2階の部屋に上がるのも必ずリビングを通らないといけません。
②カウンターとダイニングテーブル
備え付けのカウンターとダイニングテーブルは同じ高さにしています。
そのため、テーブルの上は必要なものだけを置いて広々使うことができます。
③リビング・テレビボード
奥に見える窓の前がテレビボード。
音響熟成木材®︎で備え付けのボードとして制作しました。
左右の扉の部分は収納になっています。
④パウダールームの壁面収納
家族全員の衣類がこの収納に収められます。
浴室・洗濯機のすぐ近くなのですが、調湿効果の高い音響熟成木材の床なので、湿気など一切気にすることなく収納を利用することがきます。
壁面には幻の漆喰が塗られているために、浴室独特のジメッとした匂いなどが気になることもありません。
衣類全てがここに収納できるために、それぞれの部屋もすっきりと利用することができます。
⑤音響熟成木材のキッチン
キッチンも音響熟成木材で作ったものにされました。
木材が水に濡れることが心配だという声もよく聞きますが、水に濡れても全く問題ありません。
この奥には、食器などをしまうストックルームがあります。
⑥玄関・ホール
玄関の扉を開けると木の香りが漂ってきます。
すでに10年以上、お住まいになられていますが、現在もいい香りです。
奥に見える扉は、下駄箱と収納です。
この中にも幻の漆喰®︎が塗られているために、下駄箱特有の匂いがすることもありません。
2階
⑦洋室
男の子のお子様がお二人のご家庭だったために、洋室は区切らずに広々と使えるようにプランしました。
また、廊下に接する部分も大きな引き戸にしたために、全てオープンにすると広大な空間が生まれるようにしています。
⑧大きな机(カウンター)
部屋にあう机を探すのは困難な上に、コストも高くなるだろう…ということで、シンプルですがお子様が学習できる机を作りました。
高校生になっても十分広々と学習できるスペースが確保できたのではないかと思います。
⑨洗面台
2階にもお手洗いを設置したために、小さな洗面台も作りました。
⑩主寝室・収納
収納は多い方がいいというご希望もあったために、主寝室に多めに収納スペースを設けました。
この収納の向こう側が、秘密基地のような書斎になっています。
書斎
「一人になる時間も大切にしたい」そんなご希望もあったために、静かに集中できる場所を作りました。
写真左手に見える棚は本棚で、かなりの量の本を収納することができます。
私たちが何よりも嬉しかったのは、お子様のアトピーがすっかりよくなったこと。
今では、この子がアトピーだったの?と思われるくらいの変容で、やはり身に触れるものの質の大切さを改めて私たちが学ぶ機会となりました。
この家にお住まいの渋谷さんは、この建材を作っているメーカー「カイケンコーポレーション」のHPにもくらしの中で感じたことを掲載されています。
わたしの空気がうまい家のくらしもお楽しみください。