住まいが変わると生活やライフスタイル・思考が変わる!
こんな事を言っていると、そんな事はありえないと言われる事もあるのですが、今日は、木に惚れ込んでしまった、空気がうまい家®の人をご紹介いたします。
住まいが変わると思考が変わる?なんて思った方はこちらの記事をご覧ください。
ここでは長く空気がうまい家®で生活をされている永井博之氏のインタビューをご紹介します。
空気がうまい家®に出会って大きく変わった永井博之氏のProfile
元、高速道路などの高架の施工に関わるサラリーマン。
仕事は全国に及び、出張の日々が続く。
もともと、京都府向日市のマンションに住んでいたが、奥様の花粉症・ハウスダストによるアレルギーが原因で空気がうまい家®と出会う。
アマチュアロードバイクの世界では、数々の試合を制し、100回以上の優勝。
現在は、木工作家として木工舎あると工房を運営。
なぜ、空気がうまい家®に住もうと思ったのですか?
自転車レースを始めたのは今から45年以上前の中学生のとき。
もちろんレースに勝つための最新型のロードバイクは欲しいですが、そう簡単に買えるようなものでもありません。
いろいろ、節約をしながら「いつか新しいロードバイクを買おう!」と思っていました。
そんな性格でしたから、住まいなんてものは、マンションでも十分だったのです。
ところが、妻の花粉症やハウスダストによるアレルギーが酷かったのです。
そんな時に、空気がうまい家®に出会ったのです。
音楽を聞かせて乾燥させた木材や化学物質を吸着して分解する漆喰があるなんて言われてもピンっときませんでした。
けれど、妻とも長いお付き合いをしている(株)ハウス工房の北村さんが「これは絶対にいい」なんて言うので、空気がうまい家®にしてみたのです。
当時、関西には空気がうまい家®がなかったですから、完全に北村さんを信用して施工に至ったというのが正直なところです。
予算も限られていましたから、中古物件を購入して、一部の部屋を残して空気がうまい家®の仕様にしました。
空気がうまい家®で生活をして変わったと思うところはどこですか?
引越しをして生活をスタートさせると驚いた事が2つあります。
空気がうまい家®仕様にしていない部屋に行けない!
当時、予算が限られていましたから、ケチな話だけど一部の部屋は全くリフォームをしない事にしました。
内心、綺麗に自分で掃除をすればそれなりに気持ちよく生活ができるだろう…なんて事も思っていました。
ところが、空気がうまい家®仕様にした部屋から、何もしていない部屋に行くと分かるんです。
空気が全然違うじゃないか!って。
私はアレルギーとかハウスダストとか全く無縁です。
どちらかというと、そういうのに無関心で鈍感だと思いますが、そんな私でも違いは歴然とわかったのです。
もちろん、花粉やハウスダストに敏感な妻は、私以上に空気の違いを感じたようです。
リフォームを全くしていない部屋に行けば、涙と鼻水が出てマスクが手放せないのに、空気がうまい家®の仕様にした部屋では、マスクなんて要らないと言っていました。
結局、私たち家族は、リフォームをしていない部屋には自然と入らなくなっていったのです。
マンションを売却し、念願の一戸建てを購入したのに、全く近寄らない部屋があるなんてもったいないと思い、再度、お願いをして残りの部屋も空気がうまい家®仕様にしてもらったのです。
気がつけば家にいる時間が長くなっていました。
私は自転車に乗る事が大好きですから、週末には朝早く起きて自転車の仲間とトレーニングに出かけます。
だいたい、夕方までには帰宅しますから、それからは大抵どこかに買い物に出かけるなどして好きな事をして過ごしていたのです。
ところが、ある日、最近外出が減ったという事に気付いたのです。
自宅で本を読んだり、時には昼寝をしたりして休日を楽しんでいたのです。
それまでは、家の居心地が悪いとは思った事はありませんが、それでも心のどこかで出掛けることの方が楽しいと思っていたのでしょう。
あると工房が誕生した背景を教えてください。
こうして、木工を楽しんでいると「もともと木工を勉強されていたのですね。」とか「家具を作るような会社に勤めていたんですか?」などと質問を受ける事があります。
確かに子供の頃から物作り・大工仕事は好きで、親父の大工道具を持ち出してはいつも何か作っていました。
大人になってからも仕事上、建築には関わっていたものの、高速道路の高架を作るような仕事ですから、木工との深い関連はありません。
けれども、自分の家が大工さんの手によってどんどん綺麗に仕上がって行く過程を見た時に感激したのです。
木ってこんなにも凄いものか…。
自分も何か木で作れるんじゃないか!
そう思うと、もう行動を始めていました。
仕事がら出張が多いのをいいことに、出張手当をコツコツと貯めては電動工具を買い揃え、工房を開設する準備を始めました。
これが木工舎あると工房の誕生の原点なのです。
木工舎あると工房では、どんなものを作っているのか教えてください。
木工舎あると工房のホームページを見ていただくとお分かりですが、すべて手作りの木工品ばかりです。
もちろん、大掛かりな機械を使って大量生産されるような小物・家具と比べると、精度も若干落ちてしまいますが、イメージでいうなら、大量生産される家具が冷凍食品のコロッケであって、木工舎あると工房の小物・家具は、お母さんが手作りしたコロッケっという感じでしょうか。
お母さんが手作りしたコロッケって、形も少し不揃いだけど、いくつ食べても飽きない。
そして、来週食べても、来年に食べてなんだか心のどこかで「あぁ、オカンのコロッケだ」なんて感覚が得られるものです。
私が木工舎あると工房で目指したのは、そういう小物・家具なんです。
多くは、お客様から注文をいただいてから生産に取り掛かるのですが、例えば人気の延長ベッドを作る時なんかは、小さい子どもがお父さんとお母さんとの間に挟まれて、きっとホカホカな気分で寝るのだろうなぁ…なんて思いながら制作作業を楽しんでいるのです。
なんとなくこの楽しみな感覚がわかるでしょうか。
そして、年数が経過し、子どもが大きくなってからも、
「小さい頃はね、この延長ベッドがあったから家族全員で1つのベッドの上に眠れたけどね…。そう考えると大きくなったよねぇ。」
って家族の会話に仲間入りしてしまうようなものづくりができたら幸せだろうなぁって思っているのです。
そんな事まで思えるようになったきっかけは、空気がうまい家®の音響熟成木材が与えてくれたように思うんです。
我が家も空気がうまい家にして10年以上の年月が経過しましたが、経年とともに味わいが出てきて、未だに私たち家族の会話に登場しますから。
木工舎あると工房のオーダーは面白い!
何か気になったものがあれば、商品記事の細部までご覧ください。
一つ一つ手作りをされていますから、納品までの時間は掛かるものの、些細なオーダーも相談の上、聞いてくれるそうです。
(2019年5月追記)
お母さんに大きめのコロッケがいいとか、小さめのコロッケがいい!というのと似ているような感覚なのかも知れません。
木工舎あると工房 https://www.altokoubou.shop/