幻の漆喰はインフルエンザの感染価を抑え、浄化する力があるのか?

【読み物】自然の営み
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北村美千代

数々の店舗、住まい、文化財の新築・修繕のプランを行う。自由度が低く、制限があればあるほど建物のプランを考えるのが楽しくなってくるという習性がある。プランを考えている時間が至福の時間。

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例年、インフルエンザが流行り出すと、

幻の漆喰®︎の家で生活しているとインフルエンザにかからないという話を聞きました。
半信半疑なのですが、そう言える根拠を教えてください。

という様な質問を数件いただきます。

特に2020年の冬はコロナウィルスの勢力が強かったために、例年以上にこうした質問が多かった様に思います。

ここでは、本当に建物の壁面とインフルエンザなどの感染症とは深い関わりがあるのか、詳しく見ていきたいと思います。

 

本文に関する内容を動画にまとめています。

 

幻の漆喰®︎がインフルエンザの感染を抑制すると言うのは?

幻の漆喰®︎と音響熟成木材で作られた空気がうまい家

幻の漆喰®︎と音響熟成木材で作られた空気がうまい家

上記の質問にあったように、「幻の漆喰®︎がインフルエンザの感染を抑制する」というものの情報の出どころは以下の研究結果によるものだと思います。

正確には「鳥インフルエンザの感染価99.9998%低減させる」というものです。

効果を確認したのは鳥取大鳥由来人獣共通感染症疫学研究センター。

弱毒性の鳥インフルエンザウィルスの培養実験の結果、幻の漆喰に塗ったウィルスの感染価は30分後に少なくとも99.9998%低下した。

(毎日新聞より)

この様な研究結果が発表されていますから、感染力の強いウィルスの勢力も抑制できるのではないか?という風に理解される方も多いのかもしれません。

幻の漆喰®︎は、赤貝の貝殻・海藻・麻スサを原料とし、伝統的な製法で作られています。

そこに、独自の「光熱触媒」が加えられているために、本来もっている漆喰の長所がさらに活かされ、鳥インフルエンザウィルスに限らず、シックハウスの原因とも言われる様々な化学物質が吸着・分解されるというものです。

こんな話をすると、ただの壁が本当にウィルスの感染価を抑制することができるのか?と思われる方もいらっしゃいますが、私たちは次のように考えています。

 

病気など様々な問題を解決できるのは人間だけでしょうか?

ここで、改めて考えたいのは、コロナウィルスをはじめ、様々な問題を解決することができるのは、人間・化学の力だけなのか?という点です。

 

海の水を綺麗にするために活用されている方法とは?

海水の汚染の問題は、随分前から深刻だと言われてきました。

これらの問題を解決するために、汚水を綺麗にする下水処理場が用いられています。

様々な技術を用いて汚水を綺麗にしていますが、シンプルに貝殻を用いて汚水を綺麗にする取り組みを行っている地域もあります。

動画をご覧になれば分かりますが、特別な技術を用いなくても水質が改善されていることが分かります。

 

山の木々も多少の怪我なら自力で治す力をもっている

また、山の木々は、たくましく元気な印象があるかもしれませんが、彼らも厳しい環境の中で生きています。

風雨や動物による被害で致命的な怪我をしてしまうこともあります。

それでも、木は多少の怪我なら、次の様な過程を経て、回復していきます。

  1. 傷ついた部分に水がいかないように止水する
  2. ヤニなどの粘着物質を出し、傷ついた部分を守る
  3. 傷口周辺に抗菌物質を付着させる
  4. 傷口周辺の細胞を活発化させて肥大化させて傷口を守る

上の写真は、街路樹の枝が伐採された部分です。

傷口が見事に修復されていることが分かります。

これらのことを木が本来もっている力を使わずに、人工的にできるかと言えば、なかなかそうはいきません。

つまり、人間の優れた化学技術をもってしても解決できないけれども、自然の力で解決できることということもたくさんあるものです。

 

ところが、いつの間にか、問題は人間または化学の力で解決するものだという認識を渡したちはしてしまうようになったのかもしれません。

 

歴史的に蔵やワインセラーには漆喰が用いられてきた

味噌などの発酵食品を作られた経験のある方は、最初の消毒がとても重要であるということをご存知だと思います。

ある程度発酵が進んでしまえば、あとはそんなに心配をする必要はありませんが、最初の作業は慎重に作業をしなくてはいけません。

手はもちろんのこと、容器も丁寧に消毒を行い、雑菌が繁殖しないように万全の体制を整えます。

こうして準備された発酵食品は、日本では漆喰が踏んだんに用いられた蔵で保管されていました。

西洋のワインセラーの多くも漆喰を用いて作られていました。

昔の方々が化学的に「漆喰は様々なものを分解する」という風に理解していたかどうかは分かりませんが、経験的に漆喰の部屋だと食品を保存しやすいということは、知っていたのではないでしょうか。

空気がうまい家®︎に使われる幻の漆喰®︎は、昔ながらの製法で作った漆喰に、光熱触媒を混ぜ、漆喰本来の力が発揮できるようにしたものです。

ですから、鳥インフルエンザの感染価を大きく抑制することができるというのも、私たちにとっては、特別なことではないような気がします。

 

まとめ

幻の漆喰®︎が、インフルエンザの感染価を抑えることができるのか?ということについて紹介しました。

実験結果として明らかになっているものは、鳥インフルエンザの感染価についてであり、他のインフルエンザウィルスやコロナウィルスについては、検証が行われていません。

ただ、自然の営み、歴史的な背景も踏まえると、他のウィルスの感染価を抑制するのではないか?と思われる方もいて当然だと思います。

  • 幻の漆喰は鳥インフルエンザウィルスの感染価を抑制する。
  • 自然を見渡せば、こうした問題を解決する力は様々なところで感じることができる。
  • 昔の人は、経験的に食品を保存するには漆喰の部屋が適しているということを知っていたのかもしれない。

ホームセンターに行けば、様々な種類の漆喰がありますが、昔ながらの製法で天然素材だけを用いて作られた漆喰を見かけることはありません

自然の力を信じ、自然の力で綺麗な空気が維持できる空間をぜひ、あなたの目で確かめて欲しいと思います。

私たちは、快適な住まいを作ると同時に、自然のもつ力を住まいを通して後世に伝えていきたいと考えています。

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