マイホームをいつか持ちたい!というあなたは、
- リノベーション(リフォーム)
- 新築
どちらがいいのか?で悩むことも多々あると思います。
もちろん、予算の問題がなければ新築にしたい…という声が圧倒的に多そうですが、京都市内、特に中心部になると、既に建物が密集していますから、新築ができる土地もかなり限定的になります。
ですから、京都市内に住まわれる場合は、リノベーションを希望される方が圧倒的に多くなります。
今回の場合は、中古物件を購入し、リノベーションをするという形を選択されました。
もし、あなたが中古物件を購入してリノベーションをするとしても多々心配なことがあるはずです。
- 古い物件なのに本当に理想的な住まいになるのか?
- 基礎や構造が痛んでいたらどうなるの?
- 間取りなど、自由に変更することはできるのか?
気になる事、心配ごとを挙げるとキリがないほど出てくると思います。
そこで、2020年9月下旬から施工を開始した京都市の戸建てリノベーションの途中経過も含めて紹介します。
戸建てリノベーションはどの様に作業が行われ、どの様な変化になるのか…楽しくご覧いただきたいと思います。
京都市・戸建てリノベーションの概要
上の写真で使われている素材を用いて施工していきます。
今回のお客様は、弊社の他にも様々な工務店やハウスメーカーを巡られたそうです。
ところが、私たちが随分前に施工したお客様の家をみて、経年と共に味わい深くなっている点や、自然な空気・質感が気に入られたようで施工を決断されたようです。
子どもがいるし、ぜひ、自然の感触を楽しんで欲しい。
この様なことも言われていました。
空気がうまい家®︎の場合、無塗装の生きた木材や自然の材料のみを使用した漆喰を使っています。
そのため、塗装やワックスを塗るなどというメンテナンスも不要。
10年以上、特別なメンテナンスをせずに生活をされた住まいの様子は、次の記事に掲載しています。
戸建全体の間取り(リノベーションプラン)
今回のリノベーション戸建物件は、独特の形をしていますが、この形を上手に活かすと、とても快適かつおしゃれな空間を作ることができます。
もちろん、ガラリと間取りを大きく変更することも可能ですが、今回は、お客様のご希望もあり、ガラッと間取りが変わるようなプランではありませんが、細かな部分を変更しています。
施工前の状態
リノベーション後の状態
間取りの大きな変更はありませんが、
ということを意識しながら、お客様のご希望を反映させていきました。
一部、変更が分かりやすい部分を抜粋して紹介します。
- 玄関横シューズクローク設置
- キッチン横のパントリースペース
- デスクカンター・書籍棚の設置
この様なものを作っていくことで、必要なものが必要な場所に収まるようになります。
結果、これまで納戸となっていた場所のスペースが空き、ご主人の書斎として活用することになりました。
施工期間は建売住宅の新築よりも随分長い
施工期間が長いというのは、お客様にとって大きなデメリットになってしまいます。
私たちが空気がうまい家®︎を新築している間に、周りの家がどんどん完成していく…なんてことはよくあるものです。
施工期間が長くなってしまうのは、
です。
どんな部分がオーダーメイド的なのかは、その場面が分かりやすい工程に入った時に紹介します。
今回は戸建てリノベーションですが、2020年9月下旬から施工を開始して、完成が12月上旬という予定になっています。
京都市・戸建てリノベーションの解体後の様子
通常、リノベーションをする際には、下の写真の様に外壁・柱を残して他の部分を撤去します。
と、言われますが、下の写真の様に通常見えない部分も全部見える様になるので安心です。
外部の一級建築士にも入ってもらい、構造上の問題がないかも点検し、問題がある場合は、柱を入れ替えるなどの修繕を行いながら作業を進めていきます。
また、窓の位置が変わる部分については、当然外壁も解体することになります。
現在、この様な状態ですが、作業を進めていきます。
まだまだ、ここから新しい住まいができるというイメージがしにくいかもしれませんが、コツコツと作業を進めていきます。
なんとなく、戸建リノベーションの様子が伝われば幸いです。
しばらくは、写真では変化が伝わりにく様な地味な作業が続きますので、もう少し大きな変化が出てきた時点で、現場の様子を紹介します。