【来客の対応が大変?】自宅への来客を快く迎える考え方

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渋谷 浩一郎

住まいと人の成長は深い関わりがあるのか?そんなことを追求する。住まいとアレルギーやアトピー、学力との関係にも注目している。現在、国内外の子ども達と関わりながら、住まいに関する書籍や冊子などの連載も行っている。要するに住まいのオタクである。

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来客があるとなると、あなたはどう感じるでしょうか。

  • 掃除をする時間がないのに…。
  • おもてなしをするためのお茶やお菓子を買わないといけない…。

こうした事を考えると、確かに日常とは違った一手間が必要になります。

これを「面倒で大変だ」と言えばそうかもしれませんが、来客があるということは、その一手間以上にたくさんのことが得られる機会だと思うのです。

来客があることで、様々なメリットが生まれますが、最も大きなメリットが、

子どもとお客様の間で会話が生まれる

ということです。

日頃、学校は概ね同年代の人との関わりが中心となる子ども達が、来客によってその世界観が大きく広がるということは、たたあるものです。

掃除などの手間について、どう考えるか紹介しながら、子どもの成長についても、具体例を挙げながら詳しく解説します。

【来客があると掃除が大変?】なぜ、店舗はいつも綺麗なのか考える

来客があるとなると、「最近、きちんと掃除をしていないなぁ…いつ片付けようか?」などと思う人も多いことだと思います。

私も前日になって「日頃から小まめに片付けをしておけば良かった。」なんて思いながら、掃除をしたことは何度もあります。

まず「なぜ、店舗はいつも綺麗なのか?」について考える

清掃が行き届いた店舗というのは、「綺麗だから綺麗にするのが簡単なはず」と思うものです。

当たり前と言えば当たり前の事ですが、来客がある度にこんな事を思いながら清掃をしていました。

こう考えると、適度な間隔で、来客があるということは、怠け者の私にとっては、

清掃・片付けをする素晴らしい機会

だと思えるようになりました。

適度な間隔で来客があると店舗に近づけるのではないか?

では、適度な間隔で来客を迎える事になると、家が綺麗を維持できるのではないか?

そんな事も考えたことがあります。

確かに、今週末も来客があり、来週末も来客があるとなると、「綺麗に片付けをする」という意識を持続させることができました。

この感覚はとても快適でしたから、最近ではこうした事を意識しています。

月曜日2階廊下と階段の清掃
火曜日リビングの片付けと清掃
水曜日キッチンの片付けと清掃
木曜日トイレの清掃
金曜日浴室の清掃

もちろん、浴室などは毎日子どもが洗ってくれていますが、金曜日の清掃は、少し気合いを入れた清掃という意味です。

とは言っても、15分間、真面目に片付け・清掃をすれば概ね綺麗になりますから、1日に15分を確保してコツコツ続けるのみです。

これさえ行っていれば、来客がある際に、普段行き届かない所だけを清掃すればいいので、「普段からやっておけば良かった…」なんていう後悔はうまれません。

むしろ、遊びに来てくれるから普段以上に家が綺麗になる!という感覚が得られるのです。

知人と楽しい時間を過ごせる上に、自宅が綺麗になるわけですから、来客は有り難いものです。

ところが、来客がある事のメリットは、まだまだたくさんあります。

子ども達にとっては、何より手土産が嬉しいようです。

わらび餅の数までチェックされ、配分が決まります。

わらび餅の数までチェックされ、配分が決まります。

日本の文化なのでしょうか。

どこかの家にお邪魔するとなると「手土産」を持参することが多いです。

もちろん、私もどこかを訪問する際には、手土産を持参しますし、来客の方々は色々なものを持ってきてくださいます。

この時に、普段なら買わないモノと出会えるのです。

その地域特有のものとか、高価なもの、知人が取り扱っているという特別なハチミツなど…。

あれば欲しいけれども、敢えて買う必要もないというものに出会えるのです。

これは、子ども達にとって最高に嬉しいもののようです。

先日もいただいた手土産の大福を眺め、兄弟で分配の仕方を議論していました。

「全部で12こあって、うちは4人家族だから1人3つな。」

「でもさぁ、そうすると全種類の味が楽しめないじゃないか!」

「じゃあ、一部は一口ずつ食べることにして分けようか…。」

こんな話を真剣にしている風景を見ながら、手土産を持ってきてくださった方の事を紹介できるのは、幸せなことだなぁと思うのです。

来客の存在は子どもにとって、色々な大人と話ができる最高の機会

私たち大人は、子どもにこう言います。

「たくさん本を読んで様々な考え方を知ったり、いろんな事を経験した方がいいよ。」

歳を重ねた人ほど、しみじみと言われますから、この考え方はきっと間違いではないでしょう。

来客が適度にある家というのは、自然とこの重要な考え方に触れることができます。

先日も長男は働くという事について来客の方と話をしていました。


「働くってどういう事だと思う?」

「働いてお給料をもらうことじゃないかなぁ。」

「じゃあ、そのお給料はどこから来ると思う?」

「そりゃ、お客さんが支払ったものだと思いますよ。」

「そうそう!働くってお金を払ってでもして欲しいなぁって思う事をする事じゃないかなぁ。だから、上手に働けるようになりたいなら、お金をくれるから頑張るって考え方じゃなくて、思わずお金を払いたくなるような事を見つけよう!って思う事が大事だと思うなぁ。」


こんな話を自然とお客様と息子が話している姿を目にすることができるのです。

これまでにもきっと似たような話を長男にしてきましたが、長男にとっては父親と違う方から言われた言葉の方が、心に残ったそうです。

近々、海外の子ども達にも遊びに来てもらおうと思います。

彼らを受け入れるとなると、もちろん片付けや掃除、宿泊もしてもらうとなると、寝具の準備や食事の準備なども必要になります。

何もしない日々と比較すると確かに一手間を要しますが、海外の子ども達が遊びに来てくれると、英会話を家族で楽しんだり、海外の文化を肌で感じる貴重な機会を得る事ができるのです。

まとめ

「来客がある」という事と「家の片付け・清掃」について思う事を書いてみました。

こんな事を書きながらも、ダラダラ過ごしたいなぁと思う日も多々あります。

そんな時は、来客がある事の大切さと清掃の曜日ローテーションを思い出すようにしています。

  • 来客があると家の片付け・清掃をしようという意欲が湧く。
  • 片付け・清掃を後回しにすると後悔をする事になるから、ローテーションを組んでいる。
  • 手土産は知らない世界を知る入り口になる。
  • 来客と子ども達の会話も面白く、子ども世界を広げる機会にもなる。

このメリットは、どれも相当大きいなものだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

私たちが京都で施工している空気がうまい家®︎にお住まいの方は必ずこう言われます。

「お客さんが、なかなか帰らないんだよね。嬉しい事だけどね。」

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