マンションのリノベーションも順調に進み、
来週には完成見学会ということろまでやってきました。
完成見学会の案内は…
とは言っても、養生もされていますから、見た目はただの施工現場という印象です。
お客様も「見学会に間に合うのか?」と心配してくださっていますが、大丈夫です。
この時点で残っている作業は、
- 幻の漆喰の2回目(仕上げ)の塗り
- トイレの設置
- 洗面化粧台の設置
- 障子・クローゼットなどの扉の設置
- 電気工事
- 清掃
今回はトイレの設置について詳しく紹介します。
配管さえ伸ばしてしまえば、トイレの設置はどこでも可能
先日、あるお客様とリノベーションについて話をしていたところ、こんなことを言われていました。
フルリノベーションをしたいと思っています。
間取りの変更に伴って、キッチンやバス、トイレの位置も変更したいという話をしたのですが、「それは、できない。」と言われてしまいました。
やっぱりそういうものでしょうか。
この様な話は、時々、耳にすることがあります。
もちろん、リフォームやリノベーションの場合、絶対に動かせない柱や梁がある場合もあります。
ですから、
「必ず好きな位置に移動させることができます。」
とは言い切れませんが、概ね好きな位置に設置することは可能です。
こちらの記事でも、その概要は紹介しています。
トイレが設置される前の様子からトイレの仕組みを知る
今回、空気がうまい家®︎スタイルにリノベーションをさせていただいるマンションは、トイレの位置の変更はありません。
けれど、トイレが設置される前の様子を見れば、間取りの変更に伴い、トイレの位置を移動させることも可能だということが分かると思います。
現在、この様な状態です。
白枠の部分を拡大すると
要するに、排水・給水・電源・換気ルートが確保できれば、どこにでもトイレの設置は可能です。
もちろん、排水・給水・電源については、パイプを伸ばしたり、電線を伸ばし、床下などに隠す作業は必要なります。
ただ、フルリノベーションの場合、床も全て取り除いた状態になりますから、作業は行いやすいのです。
この事を知っておくだけでも、リノベーション・リフォームの相談をする際に役立つかと思います。
空気がうまい家®︎のトイレには、芳香剤も不要
不思議なもので、昔からトイレは様々な呼び方をされてきました。
- トイレ
- お手洗い
- 厠
- 閑所(かんしょ) など
こうして改めてトイレというものを見ると、何か特別な場所という感覚があったのかもしれません。
この機会に、トイレを綺麗に保つ方法にも触れておきたいと思います。
トイレを綺麗にすれば運気があがると言われる理由
また、昔から
「トイレを見れば会社や家庭が分かる」
ともよく言われます。
なぜ、この様に言われるようになったのかは、様々な説がありますが、一つには、中国の学問「命理学」というものに
という考え方があるそうです。
また、風水でもトイレは「厄」が溜まる場所だから、換気をし、綺麗に保つことが大切だと言われています。
松下幸之助さん・ビートたけしさんなど多くの偉人もトイレ清掃をやり続けて来られたことは良く知られています。
運や厄などについて詳細が分からなくても、小さな空間、トイレさえも気持ちの良い場所に保つということを続けることで、相手への配慮、気遣いの気持ちが培われ、結果として運が良くなるのだと思います。
幻の漆喰を塗るならトイレだけでも
「匂いや化学物質を吸着して分解することができる漆喰があります。」
と言ったところで、以前は、誰も信用してくれませんでした。
もちろん、一般的なトイレには、クロスが貼られ、芳香剤が置かれているという風景が当然でしたから、仕方ありません。
ですから、私たちは、「まずはトイレだけでも幻の漆喰®︎にしましょう」と提案し続けてきました。
もちろん、幻の漆喰®︎を塗られたお客様は、快適に過ごされ、トイレに芳香剤を置かれている方もいらっしゃいません。
これで、トイレの空気を綺麗にするという点はクリアできました。
また、トイレに限らず、室内の匂いが気になるという方も大変多い様です。
こちらの記事は常にたくさんのアクセスがあるようです。
便器を綺麗に保つために知っておきたいブラシの話
便器を綺麗にするためのブラシは、ホームセンターなどに行けばたくさん売っています。
一見すると、ブラシの毛が硬いものの方がしっかりと擦れて汚れが落ちそうな気がしますが、毛先が硬いブラシはおすすめしません。
便器を見ると表面が何かでコーティングされていることに気づきます。
このコーティングも熱心な研究が行われています。
目標は、どんな排泄物もツルっと流れること。
それでも、汚れてしまうことはありますが、だからと言って硬いブラシでゴシゴシと擦ってしまうと、大切なコーティングが剥がれてしまいます。
結果として、より汚れやすい便器になってしまうので、ブラシ選びには注意が必要です。
柔らかいブラシでも、小まめに清掃をすれば、洗剤・薬品を用いなくても十分、綺麗な状態を保つことができます。
運気が上がりそうなトイレはどちらでしょうか?