来客があるとなると、何を準備しようかなぁ…なんてあなたも悩んだことがあるはずです。
できれば、手作りのお菓子なんかでおもてなしができればベストですが、なかなかそこまでの時間が取れない。
もちろん、地元で評判のお店で何かを買うのもいいのですが、我が家では、スモークチーズを準備することがあります。
桜で深めに香りをつけたスモークチーズは、なんとも言えないいい香りがするものです。
実は今もスモークをしているのでが、いい香りが漂い、出来上がりが楽しみでなりません。
また、スモークチーズを仕込んでいると、住まいとの関係も見えてきます。
そこで今日は、簡単・手抜きのスモークチーズの作り方を紹介しながら住まいとの関係を見ていきましょう。
簡単・手抜きのスモークチーズの作り方
実際にスモークをされたことがない方からすれば、大変そうに感じるかも知れません。
ところが、時間はかかるものの、手間はほとんど掛からないので、ちょっとした一品にスモークチーズは重宝します。
準備物
- 6Pチーズ(違うチーズはダメ)
- 桜のスモークウッド(ホームセンターに売っている)
- ザラメ
- 蓋付きのフライパン
- 焼肉用の網
スモークチーズができるまでの簡単な概要
お香を炊くと部屋がお香の香りになります。
古来の人々は、現代人のように毎日お風呂に入る習慣がなかったために、お香を愛用し、体臭をごまかしたとも言われています。
煙の中に身を起き、身体、衣類に匂いを染み込ませるのです。
現代でいうとBBQをすると服に炭の香りがつく現象のようなものです。
スモークチーズは単純に言えば、煙をモクモクとあげてその中にチーズを放置し、煙の香りをつけるだけのことです。
簡単・手抜きのスモークチーズの作り方の実際
①6Pチーズの袋を剥いて、半分の大きさにカットする。
スモークの香りがつくのはチーズの表面です。
ここは好みによりますが、スモークの香りが強めの方が好きという方は、6Pチーズを半分にして少し表面積を増やすことをオススメします。
6Pチーズでないといけない理由は、これまで様々な種類のチーズを試してきましたが、6Pチーズは熱にも強く形が崩れにくいからです。
せっかくのチーズがスモーク中に溶け出してしまっては、あまりにも勿体ないです。
②フライパンの底にスモークウッドとザラメをおいて点火。
スモークウッドは、木から樹皮などを取り除いてから粉状にし、最後に、植物性の樹脂を使って1本の角材のように固めるという方法で作られている。
(Wikipediaより)
大きな線香だと思うといいかも知れません。
スモークウッドそのものに火をつけると煙が出てきます。1ブロックで3時間ほど煙が出続けるために、その間にスモークをしていきます。
また、ザラメを使うのは、色付けのためです。
もちろん、スモークだけでも色はつきますが、もう少し深い色にするのにザラメを用います。
③網の上に6Pチーズを並べて、煙が逃げにくいように蓋をする。
完全に蓋をしてしまうと空気の流れが悪く、火種が消えてしまいます。
少し隙間を開けて蓋をするようにしましょう。
また、フライパンの内部の温度は上昇しやすくなりますから、時々蓋を開けながら高温にならないようにします。
私は概ね30分に一度蓋を触るなどして温度を確かめています。
④いい色になり、香りも着いたら冷蔵庫に寝かせる。
どの段階で完成とするのかは好みです。
およそ2時間から3時間くらいの燻製で綺麗に仕上がると思います。
本当はここで食べたいのですが、実はできたてよりも、一晩、冷蔵庫で寝かせた方が味が落ち着きます。
ここは、食べたいのを我慢して、ジップロックなどに入れて冷蔵庫に入れて起きます。
接着材で固められたスモークウッドでスモークチーズを作りたいか?
スモークウッドは、植物性の樹脂を使って固めたものとは言え、非常に弱いです。
包装をしているビニルを取りはずすだけでも、固めてある粉が剥がれてボロボロと落ちてしまいます。
もちろん、こうした問題点を改善しようとメーカーもきっと試みてきたことでしょう。
ところが、どのメーカーのスモークウッドも開封時には粉が落ちてしまいます。
つまり、木を粉末状にしたものを、天然のもので接着させることは難しいと考えていいでしょう。
だからと言って、接着剤で固めることは絶対にできません。
接着剤でスモークウッドを固めてしまうと、とんでもない臭いが発生してしまいます。
臭いだけならまだしも有毒なガスが発生してしまいます。
木工用ボンドでさえも、燃やすと酢酸ビニルモノマーやアセトアルデヒドのガスが発生してしまいます。
これでは、食べられるスモークチーズを作ることはできません。
私たちの生活のすぐそこに大量の接着剤が存在しています。
もっともスモークウッドと形状が似ているのがMDF合板と呼ばれるものでしょう。
上の写真を見れば、スモークウッドと似ていることがよく分かるはずです。
これらは、カラーボックスや家具などの扉に用いられています。
もちろん、カラーボックスや家具の扉がスモークウッドのようにボロボロと取れていくようなことがあってはいけません。
ですから、がっつりと接着剤が用いられています。
また、足元のフローリング材にもガッツリと接着剤が使用されています。
そして、接着剤の成分が、ゆっくりと長い年月を掛けて揮発し続けていきます。
つまり、通常は口にしないものに囲まれて私たちは生活をしているのです。
私は、こうしたところに不自然さをどうしても感じるのです。
息子もこの接着剤の揮発に苦しみ、肌がボロボロになっていた時期がありました。
当時は、息子の肌がボロボロになる原因が住まいだとは思いもしませんでしたが、こうしたものがない「空気がうまい家®」に引っ越してからは、みるみる回復していきました。
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近年、消費者の方々も住まいと健康・アレルギーなどの知識を身につけられた方が増えてきたように感じます。
あなたがもし、これから絶対に快適な住まいを手に入れたい!と考えるのであれば、ぜひ、スモークチーズを作って見てください。
本当の木の香りがどれほどいいものなのか体感できるはずです。
もちろん、住まいそのものを体験したいというあなたには、空気がうまい家®をご案内します。
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