寒い冬も光熱費を抑えて自宅で暖かく過ごす工夫!

住まいと断熱
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北村美千代

数々の店舗、住まい、文化財の新築・修繕のプランを行う。自由度が低く、制限があればあるほど建物のプランを考えるのが楽しくなってくるという習性がある。プランを考えている時間が至福の時間。

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朝、布団から出るのが辛い。

家の中だというのに吐く息が白い。

暖房をガンガン使いたいけれど、光熱費がどうしても気になる。

真冬には、どうしてもこんな事を思うものです。

光熱費を気にする事なく、暖かく過ごす工夫はないのでしょうか。

ここでは、熱が伝わる3つのパターンをお伝えし、4つの工夫を紹介したいと思います。

 

熱が伝わる3つのパターンを知れば、新しい工夫を生み出せるかも知れない!

熱が伝わる3つのパターンを簡単に紹介します。

熱が伝わるというと熱さをイメージしがちですが、冷たさも同じです。

冬に室内にいても寒いなぁって感じるのは外気の影響を室内も受けたと考えていいでしょう。

熱伝導

冬に食べる美味しい鍋料理。

熱い鍋を素手で運ぶことはできません。それは、熱が素手にすぐに伝わるためです。

ところが、タオルなどを素手と鍋の間に入れると熱い鍋も持つことができます。

これは、タオルを挟むことにより、素手に伝わる熱を妨げたからです。

 

対流

暖房モードのエアコンは、下の方に向かって暖かい風を送ります。

下に向かって、吹きつけられた暖かい空気はやがて部屋の上部へと上がっていきます。

これにより部屋全体の空気が動きながら温まっていきます。

温まったものが移動することによって熱を伝えることを対流といいます。

 

輻射熱

電子レンジでものが温まるのは、熱い風を食品に送っているからではありません。

意図的に電子レンジ内で電磁波を作り、電磁波を食品にあてて水分子を激しく震わせて温めているのです。

もし、電磁波を通さない袋に食品を入れて電子レンジに入れても一切温まりません。

電磁波は悪だ!という風潮もありますが、太陽から伝わる熱も電磁波による熱、つまり輻射熱なのです。

 

もっと詳しく熱の伝わり方について知りたい人はこの記事をご覧ください。

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では、この3つのパターンに触れながら、光熱費を気にすることなく冬を暖かく過ごす工夫について紹介していきましょう。

 

窓際の対策を行う事で部屋はかなり暖かくなる!

熱さの7割・寒さの6割の原因が窓とも言われています。

7割・6割という数値はさておき、あなたも真冬に窓際に立つと、冷んやりと感じたことがあるはずです。

つまり、窓ガラスの部分は熱を伝えやすいのです。

外気が寒くなれば窓ガラスも冷たくなります。

また太陽の光をガラスは通し、室内が暖かくなります。

ということは、室内の熱もガラスを通して外に漏れていくのです。

熱が伝わる二つのパターン(伝導・輻射)が窓際で行われいるのです。

だから、窓際は外気の影響を受けやすくなり、寒さを感じるのです。

 

窓際に一工夫を加えて、熱の漏れを防ぐ工夫をする具体的な方法!

プチプチを使う

プチプチを窓に貼って動かない空気の層を作り、熱伝導を抑える方法です。

もちろん、効果は感じられますが、見た目が随分残念なことになってしまいます。

また、プチプチは薄いビニルでできています。

耐久性はありませんから、1シーズンも耐久してくれたら十分だと思ってお付き合いください。

非常に安価ですぐにでも準備できるのが大きなメリットです。

 

遮熱カーテンを使う
遮熱カーテン パーフェクトスペースHPより

遮熱カーテン パーフェクトスペースHPより

通常のカテーンは窓際に動きにくい空気の層を設けることはできますから、熱伝導を抑えることはできます。ところが、輻射を抑えることはできません。

ところが、遮熱カーテンを用いることで、熱伝導を抑えながら、輻射熱の漏れを抑えることができます。ただ、遮熱カーテンは厚手のものが多いために、昼間は留守が多い家庭に向いているように思います。

近年は、薄手の遮熱カーテンも出回るようになってきましたが、厚手の遮熱カーテンに比べ高価になる傾向があります。

 

窓周りをリフォームする
簡単に窓周辺のリフォームが実現 リクシル インプラス

簡単に窓周辺のリフォームが実現 リクシル インプラス

ガラスを2枚組み合わせることで動かない空気の層が作られます。

これにより、熱伝導をグッと抑えることができます。

また、ガラスそのものに遮熱機能をもたせたものを使えば、暖房器具で室内を温めた際に発生する遠赤外線を外に逃すことがないので、断熱効果が高くなります。

近年はサッシを入れ替えることをしなくても、簡単な施工で窓周りをリフォームすることができる様になりました。

 

実は、床下が盲点なのかも知れない。

真冬には「底冷えがきつい」と言われるように、下の方から強烈な寒さを感じることがあります。

特に古い家をリフォーム・リノベーションをする際に床下を見ることも多々ありますが、床下に断熱材が全く入っていない建物も見受けられます。

冷気が出入りする基礎の上に薄い板が貼られ、その上に綺麗なフローリングが貼られているだけであれば、当然、床は相当冷たくなります。

この様な状態では、いくら窓際の対策を練っても部屋はなかなか温まりません。

これから寒い冬を迎えるにあたり、例年そんな感じで悩まされていた…という方は、お問い合わせください。

 

火を入れる時間はたった15分の炊飯土鍋の教え

かまどさん 長谷園の土鍋 

かまどさん 長谷園の土鍋 HPより

冬の鍋料理、鍋の魅力は一度、沸騰すると火を消してもなかなか冷めることはありません。

一般にいい土鍋ほど、鍋の厚みが厚くなります。

私たちが愛用しているご飯炊飯用の土鍋は火を入れる時間はたったの15分であり、あとは火を消して土鍋が蓄えた熱でご飯を炊いていきます。

土がしっかりと熱を蓄え、ゆっくりと放出してくれていることが分かります。

 

昔ながらの陶器の湯たんぽ

昔ながらの陶器の湯たんぽ

また、陶器でできた湯たんぽも優れものです。

金属製の湯たんぽは、熱伝導がよく熱湯を入れると危険なほど熱くなってしまいます。

そして、冷めるのも早い。

実際に金属製の湯たんぽを使用するときには、当然、カバーなどを用いながら利用することになりますが、朝まで暖かったということはないでしょう。

一方、陶器でできた湯たんぽは、高温にはなりにくく、ゆっくりと熱を放出してくれるために朝まで快適です。

何より、こうしたブログを熱心に読んでくださっているあなたは、より自然な生活を求めているはずですですから、この冬は陶器の湯たんぽで睡眠を楽しんで欲しいと思います。

電気毛布などの素晴らしいあったかグッズもありますが、低温火傷が気になるとか、電磁波が心配ですという声もいただきます。

けれど、陶器の湯たんぽライフは、こうした心配を一切する必要もありません。

また、お湯さえ沸かしてしまえば、光熱費さえも必要ないのです。

 

私たちは、湯たんぽや土鍋を販売している訳ではありませんが、こうした機会に自然とともに生活を楽しんできた先人の知恵に触れて、自然の偉大さや先人の工夫に感動できる人が増えていって欲しいなぁと願っているのです。

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