2019年〜2020年にかけての冬は割と暖かい日が多いです。
とは言っても、気温は低めなので洗濯ものは室内干しになることも多いと思います。
そして、量販店などでは冬にこうしたグッズがよく売れるそうです。
ところが、室内干しになるといくつか問題点があります。
- 室内に室内干し用の組み立て家具を置くスペースがない(または、置くと狭くなるので嫌)。
- 室内干しにすると独特の臭いがする。
そこで、今日はこれらの問題点を解決する方法やグッズを紹介します。
室内干しをするなら!スペースや間取りに左右されない必需品
室内に物干し竿を簡単に設置できる道具がある
室内干しの大きな問題点は、先のツイートのように、室内干しをするための道具を設置しないといけないこと。
上の写真のようにすると、室内のスペースが随分減少してしまいます。
そこで、天井から物干し竿がぶら下げられるようにできる道具を紹介します。
物干し竿をぶら下げるタイプなので、スペースの問題は大きく軽減できます。
メリット
- 室内干しをしない時には、道具の存在がほとんど分からない。
- 天井からぶら下げるために、床のスペースを必要としない。
- 設置も簡単にできる。
もちろん、室内干しをしない時には、ぶら下がっているバーも物干し竿もしまうことができます。
取り付けが難しいのではないか?という声をいただくこともありますが、一般的な住宅の場合、天井には野縁(のぶち)と呼ばれる木が入っています。
この上から石膏ボードなどが貼られて天井が作られていますから、この野縁を上手に見つけられると、ベースをしっかりと取り付けることができます。
初めて作業をされる場合は、少し難しく感じるかもしれませんが、この動画のようにベースを一度取り付けるだけで、室内干しのスペースを気にしなくてもよくなります。
動画の商品とは別になりますが、もう少し質感が高く、重量も大きなものはこちらです。
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こうして、屋外でも使えるほどの物干し竿を室内で使えるようにすると、洗濯物と洗濯物との間の空間もしっかりととることができます。
ですから、乾きも早く、あの生乾きの臭いも防ぐことができそうです。
質のいい洗剤を使えば、室内干しをしても臭わない?
洗濯物の匂いの原因は、
ということは、よく知られています。
さらに、室内干しをすると屋外よりも風通しが悪いために、菌が増殖しやすくなるというわけです。
ん? 洗濯をしたのに衣類に皮脂がついているのだろうか?
こんなTweetがありました。
どういうことか簡単に解説します。
合成洗剤とは集団のパワーで汚れを剥ぎ取るもの
衣類に染み込んだ、皮脂などの油汚れと衣類の間(分子レベル)の間に化学的に作られた合成界面活性剤が入っていきます。
しばらくすると、その隙間に合成界面活性剤がたくさん入りこんで、汚れを剥ぎ取るというイメージです。
この動画がイメージを把握しやすいと思います。
シャボン玉石鹸は、汚れをリラックスさせてとるイメージ
シャボン玉石鹸の洗濯洗剤は、合成界面活性剤が使用されていないアルカリ性の洗剤です。
シャボン玉石鹸のホームページにこの様に書かれています。
天然油脂を釜炊き製法(ケン化法)で熟練の石けん職人がじっくり1週間以上かけて炊き上げた石けんです。ふんわりやわらかく洗い上がるので、柔軟剤は不要。全自動洗濯機、ドラム式洗濯機どちらでもご使用いただけます。
排水された石けんは短期間のうちに分解される、環境にやさしい無添加石けんです。
簡単にいうと、油とアルカリを混ぜて作ったもので、酸性の皮脂などの油汚れを中性に近くして、フワッと汚れを取り除くようなイメージです。
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北風と太陽の話を思い出した…という方もいらっしゃるかもしれません。
きっとこの方が、室内干しの匂いの原因となる菌の餌、皮脂などの汚れが綺麗に除去されるために、室内干しをしても臭わないのだと思います。
まとめ
室内干しの大きな問題、スペースと匂いについて紹介しました。
実際に、室内干しの道具を取り付けてみると、住まいの構造が分かり、ちょっとしたDIYにもチャレンジしてみたくなると思います。
私たちは、空気がうまい家®︎を施工している工務店ですが、こちらをご覧になると住まいの構造もざっくりと見えてくると思いますので参考にしてください。
また、そもそも空気がうまい家®︎では芳香剤は一切必要ありません。
室内で焼肉をしても翌日には綺麗さっぱり匂いがとれているほどです。
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