【超シンプル】元気で健康的で居続けるための食べ物の考え方

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渋谷 浩一郎

住まいと人の成長は深い関わりがあるのか?そんなことを追求する。住まいとアレルギーやアトピー、学力との関係にも注目している。現在、国内外の子ども達と関わりながら、住まいに関する書籍や冊子などの連載も行っている。要するに住まいのオタクである。

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本記事の内容はこちらの動画・音声でも解説しています。

 

健康的で居続けるために、

  • 生活習慣を見直そう!
  • 運動をしっかりとしよう!
  • しっかりと睡眠時間をとることは大切だ!
  • 野菜のビタミンは健康にいい!

などと言われます。

どれも大切なことですが、特に食事について疑問を感じたことがあると思います。

疑問の例を一つ挙げてみます。

ある雑誌には、豚肉にはビタミンが豊富だからとった方がいいとあるのに、別の雑誌には、豚肉の食べ過ぎは、糖尿病・大腸ガンのリスクが高くなると書いてある。
お姉さん
お姉さん

確かに、程度の問題だと思うけれど、あれはいい、これはダメ…って気にしていたら大変じゃない?簡単な考え方ってないの?

そもそも、カルシウム・鉄分・ビタミンなど様々な成分はどれも大切な役割を果たしますが、小学生の子どもにそれぞれの成分の特徴を伝え、生活に活かせるようにするのは非常に困難です。

ですから、家庭科の教科書にあるような栄養学・医学的な見方は一旦横に置いて、生物の進化の歴史的な視点から、健康的な食事・暮らしというものを見るようにしていました。

つまり、

海の魚は海の魚を食べるが、大根やキャベツを食べない。

当然と言えば、当然のことですが、この考え方で健康的な食事・暮らしというものを見ると、栄養学などで言われていることも見えてきます。

健康的に元気に暮らしていくには、とても大切な考え方になります。

 

生物の進化・歴史的視点から健康的な食事・暮らしを見る

「生物の進化」というとても難しいように聞こえるかもしれませんが、ここでは、かなりシンプルにして話を進めていきます

150万年前、アウストラロピテクスの時代

あまりに古い時代の話なので、分からない部分も多いのですが、人間でも猿でもない頭蓋骨が見つかったことから、現代人のような人の前の形態があると考えられました。

草食をメインとして、時々、肉食獣の食べ残りを食べたと言われています。

 

奈良・平安時代の日本人の暮らし

長い目で見ると、奈良・平安時代といっても、随分近代の様に感じます。

この頃は、もう稲作が各地で行われ、お米・野菜・お魚を中心とした食生活になりました。

もちろん、現代ほど交通網は発達していませんから、

地元でとれる季節のものを食べる暮らし

が基本でした。

つまり、日本人は日本でとれるものを食べる暮らしを約30,000年前からつい200年前くらいまでしてきたのです。

これだけ長い期間、この様な暮らしをしてきたのであれば、日本人は日本でとれる作物に応じた身体になっていると考えられます。

当然、暮らし方・文化が身体にもたらす影響も大きく、

  • 日本人は農耕を行うために猫背になりやすい。
  • 欧米人は狩猟を行う(弓を引く)ために背面に力の入りやすい骨格になる。

この様な傾向があると言われるくらいで、日本人の猫背傾向は、特に色濃く世界的にも有名です。

気候・作物・暮らし方などによって、身体の進化も大きく影響を受けることが感じられたと思います。

 

海の魚は海の魚を食べる・牛は藁を食べる

生物の進化の視点で、様々な生物を見ると、「良くできているなぁ」と感じます。

例えば、

  • 海の魚は、海の小魚を食べることが主であり、お野菜・果物は食べない。
  • 牛は、繊維質だらけの藁を食べるが、お肉は食べない。

だからと言って、誰もお魚や牛の栄養バランスが悪い食生活だ!なんていうことはありません。

人間から見れば、無茶苦茶な食生活かもしれませんが、それで生きていける身体になっているということです。

日本人の場合、「牛乳を飲むとお腹がゆるくなる」というのは、牛乳が飲まれるようになったのは、明治に入ってからのことですから、人類の歴史の上ではつい最近のことです。

そのため、牛乳が感覚的にあわないという人がいても当然と考えられます。

日本人は、アルコールや牛乳に弱い民族であるという話は、和食と洋食の違いから暮らしを見直す【歴史的に洋風生活を見る】の記事に詳しく紹介しています。

 

元気で健康的に居続けるために食べたら良い食べ物は?

学校給食などでは、「地産地消」と言われ、これが基本になります。

ただ、最近では、外国から入ってきた野菜が地元で作られるということもあるので、人類の進化を考慮にいれるのであれば、

昔から日本で愛されてきたお米・野菜を食べることがベスト

です。

現在は、品種改良が行われ、当時のままのものは少ないのが現状ですが、それは仕方ありません。

いくつか、古くからある野菜と明治以降日本に入ってきた野菜の一部をまとめておきます。

古くから日本にある野菜近年外国から入ってきた野菜
大根トマト
らっきょパクチー
かぶレタス
生姜セロリ
ねぎ・にらオクラ
外国から入ってきた野菜がダメという訳ではありません。より体調をよくしたいなどという時には、もともと日本で愛されてきた野菜をとった方がいいという考えです。

元気で健康的な食生活を考えるのであれば、この様な考え方が最も自然です。

実際に、もともと日本にあった野菜はどれを食べても元気になるとよく取り上げられる野菜ではないでしょうか。

 

食生活と同様、住まいも基本は従来の日本型の住まいが健康的

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現代の科学技術は素晴らしいですが、

サプリメントで摂取した栄養素は意味があるのか?ないのか?

随分前から議論されていることです。

つまり、大きく手をかけて人工的に作り出したものは、良し悪しが明確ではなく、疑わしい側面もあるということです。

食べ物によって私たちの体は、大きな影響も受けますが、実は

新建材の住まいに入ると体温が下がる

ということも、公衆衛生学専門の烏帽子田彰名誉教授も言われていました。

住まいと体温との関係は、低体温って何がいけないの?【低体温の原因と住まいの関係】で詳しく紹介しています。

 

進化の過程を考慮すると、新建材が多く使われだしたのは戦後のことですから、つい最近のことで、なんだか馴染まないということがあって当然のことだと考えらます。

さらに、近年は、住まいの性能を重視するあまり、住宅を如何に密閉するかを競っている様な風潮も感じます。

当然、断熱性・気密性は大切なことではありますが、その様なこと以上に、

従来、日本人が暮らしてきた住まいの特徴を残しつつ、現代にあわせる

ということが重要です。

基本的には、自然の力をお借りして暑さ寒さを凌げるようにし、それでも足りない部分は、現代の技術に助けて貰う…という考え方です。

最近、人間の力が大きくなり過ぎて、自然が適度に与えてくれる変化を室内では感じにくくなってきたように思います。

けれど、私たちは、四季の変化と共に何万年と生きてきたのですから、常に快適であることを追求することは、長い目でみるとストレスにもなりかねないなぁと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

どんなに近代化が進んでも、お料理屋さんで思い切り季節を感じさせてくれると、ものすごく気分が盛り上がるのも日本人の血というものかもしれません。

 

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